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JAL国内線クラスJ、2歳児子連れ搭乗の感想!

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この度、帰省に伴いましてJALの羽田-伊丹間で初めてクラスJを利用しました。母ひとり子ひとり、2歳の娘(身長87センチ)を膝に乗せての利用です。搭乗前に心配だった周りの雰囲気、搭乗時の娘の様子、実際に利用してみた感想をまとめました。乳幼児連れで飛行機での帰省を検討されている方の参考になりましたら幸いです。

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JAL国内線、クラスJとは?

クラスJとは、皆様ご存知の通り、JAL国内線の特定の路線で設置されている座席で、エコノミー席の値段プラス1000円(片道)で座ることのできるシートです。

ANA国内線の場合、エコノミークラスとプレミアムクラス(JAL国内線ファーストクラス相当)の2クラス展開。一方、JALは特定の路線について、エコノミークラス、クラスJ、ファーストクラスの3クラス展開をしており、クラスJはエコノミーとファーストの中間とでも言いましょうか。

飛行機マニアの方には、地球上でもっとも有用な1000円の使い方の一つ、とも言われているくらいコスパの高いクラスだそうです(後述しますが、実際乗ってみて「たしかに!」と思う部分ありありでした)

クラスJ限定のドリンクが楽しめたり、といった小さなサービスの違いもありますが、一番の違いはズバリ、シートのスペック。

JALの公式サイトより画像お借りしました

JALの公式サイトより画像お借りしました

写真を見るだけでもかなり広々としているのが分かります。

実際に数値で比べてみると、

前後の座席間隔は普通席が約79㎝に対して、クラスJは97㎝と、普通席よりも18㎝も広いです。また、幅に関しても普通席が約44㎝に対して、クラスJは約47㎝と3㎝程余裕のある作りになっています。

幅に関しては、数値で見るとたった3㎝という感じがしますが、2歳児子連れ膝載せ単独搭乗の体感としては、もっと余裕があるように感じました。前後のシートピッチの圧倒的余裕のお陰でしょうね。

クラスJを検討したきっかけ

さて、2歳児連れの管理人が、親1人子1人の帰省にあたって、エコノミーではなくクラスJを利用するに至ったきっかけは、

  • 前の座席に娘の足が当たる
  • 横の座席の方のスペースを圧迫しているのではないかという不安

があったためです。

というのも、実は昨年11月に羽田-秋田間でエコノミーを利用した際、膝上に乗せた娘の足が前の席の背もたれに当たってしまうのが申し訳なく思っていました。

また身をよじらせたタイミングで隣席の夫のスペースへはみ出しており、隣席が家族だから問題ないものの、私と娘単独で帰省する場合にはこの点も懸念事項でした。

いっそのこと、娘用の座席を一席確保するというのももちろん1つの手ですが、クラスJならシートピッチも広く、娘の足が前の座席に届くこともなく、シート幅の広さも隣席にはみ出す可能性がない広さだったこと、また幼児連れ用座席があるということで思い切ってチャレンジすることにしました。

搭乗前に心配だったこと

とはいっても、やはり搭乗までずっと気になっていたのが周りの雰囲気。たかが1000円、されど1000円。周りの乗客の方は、エコノミープラスアルファの快適性を求めて追加料金を支払って搭乗しているわけです。横に子連れがいるだけで正直がっかりされるのではないか、娘が騒いで迷惑をかけないか、等々非常に心配でした。

実際に利用した感想

そんな不安を抱えながらでしたが、実際に搭乗してみた感想は、適度な広さがあったためか娘も往路復路共に落ち着いて過ごしてくれ、快適そのもの。スペースに余裕があるせいか私の足腰にかかる負担も少なくクラスJバンザイ!

娘の足が前に届くことがありえない、97センチという圧倒的シートピッチの広さは、一人子連れで帰省する私の心に余裕をもたらしてくれました。

また、シート幅についても、中肉中背の管理人が2歳児を膝上に乗せて座っても自分のシートスペースにかなりの余裕があり、娘の上半身が隣席にはみ出して迷惑をかけるのではないかという心配もなんのそのでした。

さらに娘自身も、シートピッチ、幅共に余裕のある作りのため座りやすかったようで、普段の様子からは考えられないほど大人しく私の膝の上に座っていました。

そして、一番気になっていた周りの雰囲気ですが、子どもを連れているから周りの視線が刺さるように痛い、ということもありませんでした(勿論内心がっかりしてらした方はいらしたかもしれません。しかし、それはエコノミーの場合であっても同じかなという印象でした。うまく文章に表現できないのですが、ビジネスやファースト、新幹線のグリーン席程のピリピリ感はない、というニュアンスです)。

それゆえ、エコノミーと同様、しっかりとマナーを守って搭乗している限り温かく迎えて頂けるという印象でした(そもそもエコノミーだから多少迷惑かけていいという話でもないですものね(^^;)。

前後のスペースに余裕があるため、娘を膝上に載せてもまだスペースに余裕があり、ぐずり対策に購入しておいた絵本やシールブック、おもちゃ等を活用しながら静かに過ごすことができたので(※注 普段娘はけして大人しい方ではありません)、管理人のように、親一人子一人、子どもを膝載せで帰省せざるを得ない方には本当におすすめだと感じました。

管理人の場合は、羽田-伊丹間というクラスJ就航路線の中でも飛行距離の短い路線での利用でしたが、羽田-福岡や、羽田-札幌、羽田-沖縄等、飛行距離が長くなればなるほど、このシートピッチと座席幅に余裕があるというメリットが親子共に大きくなってくると思います(乳幼児を長時間膝上に載せているのはかなり大変ですからね)。

また、クラスJの座席は、飛行機前方にあるので、CAさんの目も届きやすく、状況によっては子ども用にジュースを先に持って来てくださったりもして下さるので、こういった点もあり難かったポイントです。

満三歳からは国内線でも小児運賃がかかるようになりますし、そうなってくるとエコノミーを2席確保というのが一番良いようにも思えますので、子連れでクラスJを使う期間なんて、ほんの短い期間ではありますが、親子で飛行機で帰省…さあどうしよう…という方の参考になりましたら幸いです。

最後までお読み下さりありがとうございます!

 

 

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